日本株式会社の深層崩壊


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日本株式会社の深層崩壊
第1章においては、組織における死に至る病とも言える「丸投げ」行為がもたらす災禍およびその対策について取り上げました。第2章おいては、日本における伝統的かつ独特の組織構造のありかたに着目し、その原点である「タテ」組織の成り立ちについて論考しました。第3章においては、現在の日本の組織の今まさに深層崩壊とも言える状況に関して、その原因を探ってみました。第4章においては、そのような深層崩壊的な状況にある日本の組織において今後何ができるのかについて、再生の道を探りました。
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目次 

はじめに p3

 

第1章 丸投げによる人および組織の崩壊 p3 

1. 丸投げは破滅地獄への一里塚 p4 

2. なぜ丸投げするのか p7 

3. 丸投げによる事件・事故 p10 

4. IT業界における丸投げの実態 p14 

5. 丸投げをやめよう p17 

 

第2章 日本における組織構造 p21 

1. 日本の組織構造の原点 ~日本式「タテ」社会の誕生~ p21 

2. 日本における伝統的な「タテ」社会の特徴 p23 

3. 明治維新における「タテ」組織の新旧交代 p24 

4. 戦後における「タテ」組織の新旧交代 p26 

5. 日本の近代化に貢献した「タテ」組織 p27 

6. 日本的「タテ」集団の短所 ~「和」が崩れると組織は自滅する~ p27 

7. 欧米的合理性・論理性と日本的妥当性について p28 

8. 日本人の相対的合理性を支えてきた特徴 p29 

 

第3章 日本株式会社の深層崩壊 p32 

1. 日本の組織の現状 p32 

2. 伝統的「和」の組織の劣化 p32 

3. バブル崩壊による市場の収縮 p34 

4. グローバル化による利益至上主義 p35 

5. 日本的「タテ」組織の深層崩壊 p37 

 

第4章 日本の組織の再生を目指して p40 

1. 我々の現在の姿 p40 

2. 組織再生に向けたアクション p41 

3. 新しい組織の姿 p48