100分で分かる品質の作り込み


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100分で分かる品質の作り込み
これからお話する内容は、下記の目次に示した通りですが、話の流れとしては、そもそも『品質の作り込み』とは何か、ということを明らかにし、『プロジェクトの成功・失敗』の分析から品質が実際にはどのように位置づけられているのかを把握し、さらには『品質の作り込みに必要な基本的な活動』にはどのようなものがあるのかを発見し、続いて、QCDの失敗に大きな影響力を与える『顧客の不条理な要求』について触れ、続いて、そもそも『品質とは何かに』ついてもう一度よく考え、さらに品質の発生源である『リスク』は何かを明らかにし、結局、『品質の作り込み』にはリスクの解消行動である『カイゼン活動』が非常に有効であることを明らかにしたいと思います。
100minutes_quality.pdf
PDFファイル 1.5 MB

目次 

1.バグの正体 

2.『品質の作り込み』とは何か 

3.プロジェクトの成功と失敗 

(1)プロジェクト成功の指標 QCDについて 

(2)ものごとの後先をわきまえよ~優先順位認識問題

(3)失敗プロジェクトの原因分析結果

(4)失敗にいたるまでの地獄の一里塚

(5)多重請負構造がもたらす丸投げと組織力の衰退

(6)プロジェクトの成否は、見積りと要件定義の品質によって決定づけられる 

4.品質の作り込みに必要な活動

(1)妥当な見積りによる妥当な開発期間および開発費用の獲得を

(2)要求仕様の早期凍結を

(3)リーダーが開発仕様の全体像を押さえておくこと

(4)開発メンバーに対して適切な仕事の配分を

(5)開発メンバーに仕事内容を十分に理解させておくこと

(6)リスクの解消および改善活動の実行を

 5.不条理な顧客要求

(1)最初から間に合っていない納期

(2)不条理な要求への対抗策

6.品質について

(1)製品品質と業務品質

(2)製品品質(モノの品質)について

(3)どこまでも譲れるものではない

(4)バグが出なければ、それで良いと言うわけにはいかない

(5)儲かりますか、その製品で

(6)業務品質(ヒトの品質)について

7.リスクについて

(1)リスク回避の失敗~あなた自身がリスクなのかも

(2)リスク化してしまった人たち~リスクの自覚

8.カイゼン活動のすすめ

(1)業務品質(ヒトの品質)を上げるためには

(2)仕事に対する認識 

(3)何をすれば、それが実現できるのか~私たちが実行したカイゼン活動 

(4)開発プロセスの改善 

(5)要件定義書の精度向上 

(6)カイゼン活動の実施項目一覧 

(7)カイゼン活動の成果 

(8)簡単には実行できないカイゼン活動 

さいごに