コミュニケーション


故小沢昭一(俳優、大衆芸能研究者)はコミュニケーションの極意について次のように語っています。「 誰にでも、言いたいこと、不満に思っていることは必ずあるんで、そこから入るんです。まず、愚痴を聞くの。愚痴をぜーんぶ聞いてから、ちょっとだけ、こちらが聞きたいことを聞く。だから、時間はたっぷりとります。

 

記載のタイトルは以下の通りです。各項目をクリックしてください。

 

▶コミュニケーション超概論~どうすれば伝わるコミュニケーション

 コミュニケーション能力は、「聞く」「話す」「読む」「書く」の四つの機能および判断機能の「考え

 る」で構成されています。 「聞く」「話す」機能は音声認識によって働き、「読む」「書く」機能は

 視覚認識によって働いています。 話すことだけがコミュニケーション能力ではありません。

 

▶あなたはなぜヒトの話しを聞けないのか

 わたしたちの日常のコミュニケーションの状況を振り返ってみると、ITエンジニアに限らず実は

 ほとんどの人が、自分はコミュニケーション問題を抱えていると思っているのではないでしょうか。

 実際、コミュニケーションにおいては聞く・話す・読む・書くという四つの基本的なスキルに加えて

 考える力が必要とされ、このような難しい技をスイスイとこなす人などそうそういるわけがありませ

 ん。交渉事やプレゼンが難しいのは当たり前のことで、自分だけがコミュニケーション下手で全く

 ダメだと思うのは良い考えではないでしょう。

  

▶ヘタレのためのケンカの作法

 本書は、喧嘩で泣かされてばかりいた筆者が過去の闘争の中で勝ち得た経験により、喧嘩に

 弱い開発者のみなさんのために著したものです。表題は「ケンカの作法」としましたが、本来の

 趣旨は、本当の感情的なケンカになる前に問題を取り除いてしまいたいというところにあります。

 どのような問題にしろ、相手がケンだと受け止める前にけりをつけるのが理想的なケンカの作

 法です。